聖書の偉人:カレブ
名前の意味:「心のように」
驚くべき事実:カレブは、40年間におよぶ砂漠の長旅を生き抜いて、カナンの地に入ることを許された、たった二人のイスラエル人の大人の一人だった。(もう一人はヨシュア。) なぜだろう? カレブとヨシュアは、神様がイスラエル人に約束された土地を偵察するために、他の10人の人達といっしょに送り出されたけれど、12人のスパイの内、他の10人は、その土地にいる恐ろしい巨人ばかりを見て、祝福に目を留めず、イスラエル人がその土地を自分達のものとして主張できるほど強いとは思わなかったんだ。でも、カレブとヨシュアは、乳と蜜のあふれる土地を見て、神様の約束への信仰を言い表したので、神様は彼らを祝福されたんだよ。*1*
知っていたかな? カレブは85歳になっても、神様が約束された土地を取りに行く気満々だった。モーセが亡くなった後、当時イスラエルを率いていた仲間のヨシュアにも、こう言ったんだよ。「今もなお、モーセがわたしをカナンを偵察するためにつかわした日のように、健やかです。わたしの今の力は、あの時の力に劣らず、どんな戦いにもたえることができます。」*2*
彼のすごい所:カレブは民数記14:24で、神様から「わたしのしもべ」と呼ばれた。それって、かなり大きなことなんだ。その言葉は以前、アブラハムとモーセにしか使われたことがなかったからね。
君にもできる:君を世話して下さるという神様の約束を信じよう。
脚注:
*1* 民数記13:16-33と14:1-24を見てね。
*2* ヨシュア記14:10-11を見てね。
文:R.A.ワターソン 絵:マイク・クローム デザイン:ロイ・エバンス出版:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright © 2021年、ファミリーインターナショナル