おもてなし
だれかが 家に 訪ねて来る 時は、お客さんが 歓迎されているように 感じさせて あげよう。
お母さん:アルフレッドおじさんが みえたわ!
シンディ:おじさんに 会うの、初めてだな。
お母さん:こんにちは、アルフレッドおじさん!
アルフレッドおじさん:やあ、みんな!
知らんぷりしたり せずに、今まで していた ことを やめて、あいさつしよう。そして、あいさつする 時は、相手の 目を ちゃんと 見て、ニッコリ ほほえもう。
子どもたち:こんにちは、アルフレッドおじさん。
もし お客さんが 君に そっけなかったら、どう 感じるかな。
男の子:こんにちは、アルフレッドおじさん。
アルフレッドおじさん:あぁ。やぁ。
男の子:(ぼくのこと きらいなのかな。)
君が 他の ことに 夢中に なっていて あいさつしないなら、お客さんは そんなふうに 感じるだろう。
アルフレッドおじさん:こんにちは!
男の子:あぁ、こんにちは。
アルフレッドおじさん:わしは じゃまな ようだな。
イエス様は 地上で 暮らしておられた 時、どんなふうに 周りの 人達と 接するべきか、お手本を 示して下さったよ。イエス様の 服の すそを さわった 女の人の 話を 覚えているかな? イエス様は 立ち止まって、その 女の人に やさしく 接して下さったよね。*1*
イエス様は、決して こうでは ない。
イエス様が そばを 通ったけれど、君を 無視したら、どう 感じる?
シンディ:こんにちは、イエス様!
イエス様:ふん。
イエス様は、こんなふうに 接して下さる。
イエス様が そばを 通ったら、君に 会えて 喜んで下さる!
シンディ:こんにちは、イエス様!
イエス様:シンディ、会えて うれしいよ!
家族や、君の ご両親が 紹介してくれる お客さんに あいさつする 時は、それを お手本に すると いいよ。
アルフレッドおじさん:こんにちは、シンディ!
シンディ:こんにちは、アルフレッドおじさん!
お客さんに あいさつした 後、ご両親は 君達に 遊んでいて いいと 言うかも しれない。会話の じゃまに ならないよう、静かにって 頼まれる ことも あるかもね。
シンディ:お母さん、遊んでて いい?
お母さん:ええ。私達が アルフレッドおじさんと 話してる 間、ダイニングルームで 静かに 遊んでると いいわ。その後、いっしょに 食事しましょう。
男の子:アルフレッドおじさん、こちらに どうぞ。
アルフレッドおじさん:ありがとうよ。
アルフレッドおじさん:本当に おぎょうぎが いいねぇ。いっしょに 食事できて、うれしいよ!
シンディ:ありがとうございます!
お客さんと いっしょに 食事する 時は、良い マナーを 心がけよう。
お客さんが いる 間に 君達の ねる 時間に なったら、ねる 前に、ていねいに お休みの あいさつを しよう。
男の子:アルフレッドおじさん、もう1つ、いかがですか?
アルフレッドおじさん:あぁ、いただくと しよう。
「わたしの いましめは、これである。わたしが あなたがたを 愛したように、あなたがたも たがいに 愛し合いなさい。」(口語訳聖書、ヨハネによる 福音書 15:12)
お母さん:さあ、もう ねる 時間よ。
子どもたち:アルフレッドおじさんに お休みを 言いに 行って いい?
お母さん:ええ!
シンディ:アルフレッドおじさん、お休みなさい!
男の子:また すぐに 来てください!
アルフレッドおじさん:2人とも、お休み! 今日は、とても 楽しかったよ。
脚注:
*1* この お話は マタイによる 福音書の 9:20-22に 書かれているので、読んでみましょう。
文:エバン・カレン 絵:レイラ・シェイ 彩色:ディディエ・マーティン デザイン:ロイ・エバンス出版:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright © 2019年、ファミリーインターナショナル